航路は不定、全速前進!

なんでもあり ペルーサは永久に不滅です

タグ:ドイツ

同時に英・仏・露と戦争して全てに勝利することで、改めて強勢を示したドイツ。しかし、それ以前の漠然とした軍拡の結果生じた課題が、この大戦の中でいくつか見えたため、改善を図ることとします。
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まずは「半個軍団」の解消。1870年代に、1個軍団は20個連隊(6万人)で編成するものとし、実際フランス側の軍団は全て改変を済ませていました。一方ロシア側には、地形の悪さもあり従来の10個連隊編成の軍団がいくつか残っていましたが、敵兵力も増大しつつある今、もはやこの編成は時代遅れであることを痛感しました。補給限界も向上していることですので、これを機に本土の軍団は全て20個連隊編成に拡充することとします。
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次にドイツ・アフリカ軍団の拡張。これまでイギリスとの戦闘をあまり想定しておらず、アフリカ軍団は植民の本格化以降も現地民の徴兵による小規模な拡張を行ったのみでしたが、このため南アフリカから北上してくるイギリス軍に対し、エジプト国境の軍団まで動員して食い止めるのが精一杯という苦戦を強いられました。よって、現地民で1個軍団を追加、さらに本土で2個軍団を新規編成しアフリカへ派遣する予定です。

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研究面はこの頃は重要度の高いものをあらかた完了したため、猛然と商業技術を進行。今になってようやく国立銀行を設立しました(条件的に1850年頃には可能)。まあ今になって借金するということも考えづらいので、あまり意味はない効果ですが・・・。


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前々回の戦争以来反乱の絶えることがないフランス。何故この程度の反乱しか湧かないのか不思議で仕方ないのですが、試しにフランスに入ってみたところ、動員プールが9しかないという惨状。もしかして、動員軍まで粉砕しすぎたせいで蜂起可能な規模のPOPがほとんどなくなってしまっているのかもしれません。


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東の隣国ポーランドも無政府主義、共産主義、汎ポーランド=リトアニア主義者と多種多様な反乱軍が湧きまくっています。もうこれくらいの時期になると、世界中で反乱祭りですね。勢力圏下の国で反乱が起こってアラートが点灯することもザラです。

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地域見本市イベントが発生、この前に開催の是非を問われるのですが、本当にはした金で威信11を買える美味しいイベントなので、断る理由はないでしょう。

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1895年、先の大戦でスイスが獲得したばかりのローヌ地域にて危機が発生。列強同士の危機は第三国にとって興味をそそられないんですよね。もし大戦になっても、主導国になれる可能性がほとんどないですから・・・。

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とりあえずスイスについてとっとと終わらせたのと前後して、オスマンの列強落ちとロシアが東方正教会の守護者を名乗るイベントが発生。CBをもらえますが、価値の低い「屈辱」な上に停戦中なんだよなあ・・・。次にロシアと戦争するまで残ってたら追加要求で使うかも、程度です。
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共産主義者の反乱も起こる時期になりましたか。雰囲気的に共産主義の大国が一つくらいはあってほしいと思うので、フランス・ロシアの共産主義者に期待しましょう。しかし教皇領で共産主義て
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アカの手に落ちた教皇領?にて、さらに赤シャツ隊が大蜂起。世紀末すなあ・・・。


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6個目のNFを官僚養成に使って、ステート化を少しづつ進めています。あまり価値のある土地ではないですが、今のドイツのマンパワーをもってすればリビア砂漠ですら工業化できることが前回判明しましたし、、増やしておいて損はないでしょう。

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おそらく清は間もなく文明化するため、最後となるであろう中華食いで山西を獲得。どうするかというかというと、こうします。
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非文明国から1ステート得る「租界割譲要求」にかかる悪評は最大5。一方新規独立はどんな規模の国でも悪評-5されるので、非文明国から奪ったステートを独立させることで、悪評を確実に削ることができるのです。山西は石炭の大産地ですし、過剰供給になりがちな穀物の輸出先にもなるので、割と旨味のある独立候補と言えるでしょう。文明化は絶望的だけど・・・。

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ふと南に目をやると、イタリアが成立していました(イタリア統一がなされたとは言っていない)。サルデーニャが基盤になったのか勢力圏に入っているので、試しに同盟を打診してみましたが不可能。ポーランド=リトアニアとも同盟できないし。自国内に中核州がある国との同盟は難しいということなのかな?ともあれ列強入りの可能性は高いですし、動向を注視すべき国と言えるでしょう。


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1897年になって早々に、ドイツにおける2回目の無政府主義反乱が勃発。戦えばひとひねりなので、いきなりベルリンに大軍が湧くとかしない限りは、ドイツにおいて反乱が成功することはないでしょう。

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だから停戦中だって・・・。このCBの効果は「身の程を知らせる」と同じなので、これで勝利すれば大量に賠償金を得ることができるはず。中華に手を付けていないなら美味しいCBだと思います。

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なお、この頃清は文明化を果たしていました。どうやら、サブステート(今回は満州)が文明化を果たすと清もつられて文明化するようで、この場合は清の文明化によるサブステートの併合イベントが発生せず、中華の分裂が確定します。依然として清の中核主張は残りますが、今回の状態では回収はまず不可能でしょう。果たして中華の未来はどうなる!?


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そして大戦から5年が過ぎたわけですが、休戦期間明けて早々に各地で再び失地奪還戦争が勃発。スウェーデンはロシアのみと交戦のため、ここは予定通りスペインの参戦要請を受諾。
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そしていつも通り日本を参戦させ、大戦に仕立て上げます。第二次世界大戦(1897~)

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まずは同盟してくれないポーランド=リトアニアに代わる東方の番犬として、バルト連合の独立を要求!
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さらに紅海の要衝・ジブチを要求。まあ実際は雰囲気要素に過ぎないですが、最終的にフランスをアフリカ大陸から駆逐できればいいな~くらいは思っています。

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軍備制限されていた上に反乱祭りのまま開戦したフランスは瞬く間に各国に蹂躙されました。日本軍まで極東から遥々駆けつける始末。

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ロシア軍も基本的に鎧袖一触。本当に特筆すべき戦闘がない。首都モスクワでの戦いもご覧の戦力差で、しかも相手はおそらく動員軍。どうやら強くなりすぎてしまったようだ・・・。


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そんな調子で第二次大戦も1年足らずで終戦。大戦とは・・・。他国では失地を全て回復したスペイン、それにベルギーの伸張ぶりが目に付きます。そろそろ列強に復帰してくるかな?

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平和が訪れ、軍事力ではない形で世界に目を向けるべき時が来たのかもしれません。イギリス主催の北極点探検競争に、もちろんドイツも参加します。

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人口は入植当初と比べて10倍近くに伸び、工業化しつつあるばかりかついに資本家まで現れたリビア砂漠。どこまで発展するか楽しみですね。

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第1回の記憶がないが、第2回オリンピックへ参加の誘いが来ました。まあ断る理由はないですね。威信&関係改善はありがたい。

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19世紀も終わりに近づき、ついに海の向こうで共産主義政権が誕生したようです。しかしハイチの政体が変わったところでなぁ・・・(失礼)

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一つの世紀の終わりを飾るべく?この世界では第三次くらいとなる米英戦争が勃発。どうやらニューイングランドの、1836年時点でイギリス領になっているごくわずかな領域が開戦事由のようです。不毛すぎる・・・。
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19世紀の最後に飛び込んできた大ニュース。清にて革命が勃発、中華民国成立!しかしブルジョア独裁とは言いますが、この国に「ブルジョア」は存在するのでしょうか?この新政府が掌握できているのは首都周辺だけのようですし、まだまだ中華の混乱は続きそうです。

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そして新世紀へ。いよいよゲームも大詰め!また次回お会いしましょう。

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地質学史上5位の噴火であるクラカタウ大噴火。海底ケーブルを通じて全世界に報道された初の大災害でもあるようですが、このVictoria2でもイベントとして搭載されています。まあここまで国家が巨大化していると、あまり問題はないですね・・・。

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太平洋の島々はほとんど人口がなかったため、容易にステート化が可能ですが、そこで面白い現象が発生。この辺りは北米orオセアニアの地域に分類されるようで、旧オーストリア地域から移住した非ドイツ人や原住民のポリネシア人・ミクロネシア人がガンガン同化してドイツ人になっていくのです。このあたりに工場を建て、助成金で無理やりにでも維持しておくと、多民族国家で同化を捗らせるには便利かもしれませんね。


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大使が侮辱される(5年ぶり)
そんなに死にたいのか?ならば望み通りにしてやる!
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前回より1個軍団増えたフランス方面軍。GOGOGO!
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とりあえずいつもの奴らを参戦させて、教皇領の始末や占領のサポートをさせます。隣接するスイスやサルデーニャは当面参戦させず。今回は包囲殲滅戦でフランス軍を完全に叩き潰すつもりなので、その分散を避けるためです。

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包囲用の騎兵も前回の倍・20個連隊を用意してあるため、同時に複数の包囲をかけるのも余裕です。Foo↑気持ちいい~
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ぼちぼち消し飛ばしたところで、今回の本命・勢力圏に入れておいたスペインを参戦させます。さあ、思う存分中核州を回収するがいい・・・!
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こちらもBBRには若干の余裕があるため、パナマ運河建設狙いでコロンビアの影響圏離脱を追加要求!
なお、すでに建設されていた模様

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教皇領が脱落した後もフルボッコにしていると、スウェーデンがフランスに身の程を要求。なかなか良いセンスだけど、スペインはどうしたよ・・・。結局スペインは今回何も要求しませんでした。
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フランスはほぼ全土占領、ロシア側もペテルブルクまで進撃したところで・・・
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講和が成立し第5次普仏戦争は終結。厭戦感情燃え上がり、5年間ほぼ無防備を強いられるフランス。革命発生に期待せざるを得ません。

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この頃、西ガリツィアのプシェミシルにて大規模な油田が発見されました。HoIにてヨーロッパの主な油田と言えばバクー、プロイェシュティ辺りが挙げられるところですが、このゲームにおいてRGOの生産力は人口とRGO規模に比例するため、プシェミシルは世界最大と言っても過言ではないほどの原油産出を叩き出してくれます。これはグレータージャーマンの大きな強みの一つとなるでしょう。

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全壊し野ざらしになったフランスに早速湧き出す反乱軍。なお、ドクトリン差がありすぎてあっさり鎮圧される模様。

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マダガスカルでは民族主義者の反乱が成功し、再独立を果たしたようです。余裕があったら取りに行くか・・・

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この惨状を見て、コロンビアが運河奪還を掲げフランスに宣戦布告。普通にやってりゃまず見ない形の戦争ですね・・・。


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翌年になり、工業>化学・電気学の「電気」技術に付随する発明「エジソンの電球」が発動。これがキーとなって自動車・航空機など新時代の工業が続々と解禁されていくため、極めて重要な発明と言えるでしょう。電気には他にも人口増加率アップの「エックス線」も付いてくるため、解禁されたら最優先で研究したい技術です。

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続いて早くも自動車解禁。次の時代においても、比類なき工業国でありたいものです。
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フランスを占領して回るメキシコ・コロンビア軍の図。弱みを見せれば付け込まれる、このカオスさこそVictoriaの華と言ったところでしょうか?

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選挙で何故か保守党が勝ったため、かなりの数存在した閉鎖工場を撤去していたところ、あのリビア砂漠で工場経営が軌道に乗っているのを発見。ちなみにリビア砂漠の人口は8割方ドイツ人などのヨーロッパ民族となっております。あんなところによく移住していくものだ・・・

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乱立する自動車工場の建設計画。電気部品が手に入らないから建設開始しないと思われるので、与党を国民党に変更し電気部品工場を5か所ほど建設開始しました。原材料は石炭と鉄(機械部品と違って鋼鉄ではない)、それにゴムなので、前者二つを産出するザクセンやラインラント、ボヘミアなどに建設すると効率が良いでしょう。
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定期。国境綺麗病が発動したため山東を取りましたが、RGOは穀物ばかりなのであまり旨味はないですね・・・。

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1890年、「大戦」が発明されました。これが発生すると、戦争の両陣営に列強2か国以上がいる場合、その戦争が大戦に認定され、全ての参戦国にCB「大戦条約(効果は身の程を知らせると同じ)」が強制されるほか、追加要求で食らう悪評が通常の1/3となり、一度の戦争で派手に世界を塗り替えることができるようになります。まあそのうちお見せできるでしょう・・・。

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大西洋の向こう側からやって来た敵軍が闊歩し、反乱軍も蜂起する世紀末と化したフランス。よく革命が起こらないものだ・・・

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おっとここでベルギーも参戦だァー!ベルギーは何気に受容文化にフランスがあるため、これは美味しい機会ですねぇ。

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6月にはコロンビアはパナマ運河の奪還を果たしました。労せずして運河が勢力圏に、いいですねぇ。

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一方当方ではポーランドがクラクフを併合すべく開戦しましたが、背後からクラクフを勢力圏に収めるロシアの一撃を食らっています。ポーランド統一は夢のまた夢ですね。


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ここで共産主義が表舞台に登場。社会主義と同じく社会改革に100%賛成してくれるため、議会にいてくれる分には助かるのですが、積極的に反乱軍を組織する上、共産主義の反乱軍は発明でパワーアップするため、脅威となります。ただ、プロレタリアート独裁の下では全速力で社会改革が進んでいくため、いっそ反乱を成功させてみるのも一興か?

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fuzinsanseiken
ディシジョン「女性に参政権を認める」を発動。社会主義が勢いを増しそうな効果ですが、まあ制限王政ならば選挙結果を無視して与党を任命することもできますし、問題はないでしょう。比類なき強国として、常に時代の先端に立ちましょう。


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フランスフルボッコの流れに乗じ、失地回復に燃えるスペインが対仏戦争を開戦。フランス側にはいつも通りロシアが付き、我がドイツはスペインの参戦要請に応じて参戦します。
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主導国の地位を手に入れたのでいつものメンツ(両シチリア、サルデーニャetc)を引き込み、そして極東の列強・日本にも参戦を要請!

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これで両陣営に複数の列強が参加し、戦争が大戦へと姿を変えました。さらにスウェーデンも参戦させます。ここで一気に仏露を叩く!

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まずは念願のフランシュ・コンテ獲得を要求。ステート要求が悪評たったの3.6!この美味しさ故、AIも大戦となるとガンガンCBを積み上げていきます。楽しいものが見られるでしょう。

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この頃オスマンがギリシャに対し中核州回収で戦争を吹っ掛けました。まあギリシャ程度なら、と参戦要請に応えたのですが・・・
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そのバックにいたイギリスと交戦状態に入ってしまいました。こいつぁうっかりだぜ☆
ドイツ・日本・スウェーデンvsフランス・ロシア
ドイツ・オスマン(ryvsイギリス
アメリカvsイギリス
と、全ての列強が列強相手の戦争状態にあるという地獄のような状態が現出しました。まさに戦争の季節・・・
イギリスとの開戦により戦線はアフリカ、インドにまで拡大。インドには9個連隊しかおらずステート化もしていないため、アフリカへ一時避難させました。
あまりに戦争の操作が忙しすぎて、せっかく初の大戦というのに戦闘しているSSを一つも撮っていないという失態。もっと余裕をもってプレーできるよう精進します。
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さらなる波乱要素として、ポーランド=リトアニアを独立させてみます。さて、どうなりますか・・・
うちの要求はこんなもんですかね。大戦条約がある上さらに身の程を知らせようとしているのは誰だ・・・

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まずは対英戦争が終結。装甲艦70隻、戦艦4隻からなるホッホゼーフロッテはロイヤルネイビーをも鎧袖一触することができましたが、反省点もいくつか見つかりましたので、次回以降改善していきましょう。

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ペテルブルクを占領するスウェーデン軍の雄姿に全スカンジナビアが泣いた。なおうちがシュレスヴィヒを握っているせいでスカンジナビア化はできない模様。

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このあたりで戦勝点が100に達したので、講和条件の整理に入ります。流石に積み上げすぎで合計必要戦勝点が100を超えているため、いくつかは却下して・・・
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こんな感じで合意に達しました。なんで主導国がモデナなんだろう・・・?
ひとまず大戦は終わりましたが、未だフランス領のカタルーニャ、スウェーデンが中核主張する北フィンランド、そして二つのポーランドなどまだまだ火種はあるため、世界が落ち着きを取り戻すことは当分ないのではないでしょうか?
カイザー・ヴィルヘルム2世陛下はこの条約の締結後、記者に対し「これは平和などではない。たかだか5年の停戦である」と仰ったという(ぉぃ
それでは、また次回お会いしましょう。

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さて、発明「マラリア治療薬」「文明化の使命」「植民地の交渉」が揃い、アフリカ・アジアの広大な植民地への入植が可能になりました。何と言っても目玉はアフリカ植民でしょう。人口や資源といった実利はもちろんのことですが、大陸を一つ自分の色に染めていくのは何物にも代えがたい快感です。そこでここでは、僕が一つ定石として使っている植民手順を紹介しつつ実践してみようと思います。

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南部はヘレロランドからスタートし、まずザンビアへと伸ばしてポルトガル領と接触しイギリスの北上をブロック。そこから南へ押し込みます。イギリスはアフリカではあまり活発に動かない傾向があるため、ナマカランド・ザンベジまで問題なく確保できるでしょう。

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中央部。ソコト南の海岸はアフリカでもっとも豊かな地域のため、豊富な植民ポイントで一気にねじ込みます。北アンゴラステートのカビンダは、隣接するコンゴと下コンゴを取れば行き止まりにできるため放置。

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北部。外ハウサランドからニジェールへとまっすぐ北上しオスマン領と接触して中央部を囲い込み。ここから西はひたすら不毛な砂漠地帯ですが、アフリカ西岸まで行けたらいいな、程度の気持ちで進みます。

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西部はソマリランドさえ取ればブロック完了。それまでにどこもジブチへ入植していなければ取りに行きます。

基本方針としては「第1・2陣まででアフリカ中央部を囲い込み→環の外側へ拡大→内側を確保」という順序で入植していきます。今回はグレータージャーマン化により1300もの植民ポイントが使用可能ですが、プロイセン→ドイツならば、装甲艦を60~70隻建造して800程度のポイントを確保することは十分可能。多少ポイントが不足するようなら、中央部の同時入植数を減らすことで問題なく環を形成することができるでしょう。

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ちなみに、余ったポイントでニューギニアへの入植も同時に開始しています。それでは参りましょう。

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しばらく経ったところでスエズ運河開通を決断。何故このタイミングか?
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ジブチに手を出されるのを防ぐための延長でしたが、フランスが突っ込んできて引き延ばす意義を失ったからです。まあジブチがいるかいらないかと言われれば、実利的にはいらないのですが・・・。

ちなみに「植民地の交渉」の発明のためには通常機関銃が必要ですが、実は植民可能な準列強までの国家のうちどこかが「植民地の交渉」を発明すると、機関銃の一段階前・後装式小銃を研究できていれば10%の確率で発明されるようになります。よってプレイヤーが大急ぎで発明まで漕ぎつけても、思ったほど大きなアドバンテージにはなりません。今回はそれでも問題ない計画のもと進行していきますが、一応注意しておきましょう。

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71年7月、全く競合することなく第1陣が入植完了。AIは海越えの入植はさほど熱心ではないようです。この段階で最低限必要な海岸部はすべて抑えました。

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西部の第2陣。北のフタとなるニジェールを抑えるほか、貪欲に西進していきます。オランダはそこまで大きな植民ポイントを持っていないはずなので、強気に被せていきます。

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東部。どうやらオスマンが植民可能になっているようなので、リビアから南下してくる場合を想定し予定より南の位置で一度フタを閉じておきます。

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南部。これが終わればこの方面はひと段落。南側のボツワナやナマカランドは、人口がかなり少ないためポイントがカツカツなら無理に取らなくても問題ありません。ナマカランドは一応貴金属が出ますが・・・。

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これらも競合を受けることなく完了。カメルーン~ソマリランドからヘレロランド~ザンビアまでの空白地帯はこれで事実上ドイツ領となることが確定しました(ポルトガルはランキング20位台まで落ちている)。

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北部はここまで取れれば満点。この北のリビア砂漠ステートは不毛にもほどがあるため、もう入植するところがなくなってまだ余ってたら取るくらいでいいです。

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西部。基本的にこのあたりがアフリカ植民の最激戦区になります。英仏がセネガルでやりあっている隙にその北側へ進出。アフリカ西岸獲得なるか?

kabinda_soudatu
zibuchi_soudatu
僻地を巡って争うAI達。ジブチは現実においては交通の要衝ですが・・・バカどもにはちょうどいい目くらましだ
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第3陣終了。史実でフランスが果たせずに終わったアフリカ横断を成し遂げました。北部は不毛の地、中央部は切り取り放題のため、あとはガーナ周辺の係争地を奪えるかどうかが焦点となります。

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意外と奮闘するデンマーク。侮れませんね・・・。

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と、ここで危機発生。このタイミングはまずい。これで戦争に至ってしまった場合、その戦争が終わるまで新規の入植・競走への投資が不可能になってしまうのです。準列強のデンマーク・オランダと競走中の今、それは避けねばならないところ。というかポーランドは何故隣国で列強1位のうちを頼らないのか???ロシア相手ならタイマンごり押しで独立承認させられるだろうに・・・(ある意味当然)

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この頃ウィーンが中核州化。旧オーストリア領一帯はドイツの中核州ではありませんが、ドイツ人は点在しているため徐々に中核化していきます。


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危機はこのように分かれました。列強1位&2位が同じ陣営にいるというのに、解決する気を感じない露仏は空気を読んでいただきたい。だいたいドイツだけでもこの両国を叩き潰せることは、これまで何度も証明しているのですがね・・・。

po-rando_kiki_kaisen
結局この危機は解決を見ず、戦争に発展してしまいました。さっさと終わらせねば・・・

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と言いながら、これまで通り勝利を重ねて気を良くした結果、よく考えずに追加要求をぶち込む図。やめておけばいいのに・・・。

sinpengun_assyou
この頃、フランス方面のドイツ軍は補給限界の向上に伴って従来の2個軍団を統合し1個軍団とする再編成を行っていました。これが単独で数的優位を取れるため強い強い。ロシア方面軍でも採用するとしましょう。

po-rando_dokuritu
主導国でない戦争は唐突に終わります。イギリス勢力圏のポーランドがロシア領に独立を果たしました。なおドイツのフランシュ・コンテ要求は華麗にスルーされた模様。結局悪評を稼いだだけに・・・
ドイツにとって得るもののない戦争でしたが、
・主導国でない戦争において、安易に要求をしない
・そろそろ従来の追撃殲滅戦術から包囲戦術への転換を図る
などなど、戦訓は多く得ることが出来たので、今後に活かしたいですね。


kitaafurika_kanryou
minamiafurika_kakoikomi
そして、アフリカ植民は結局このような形で(事実上)終了。東コートジボワールにおいてイギリスに競り負けたことを除けば、完璧な勝利!ガーナ周辺の他では、競合は西北端の西モロッコでオランダとやっただけでした。セネガルは未だに英仏が競合中。さっさと決めればいいものを・・・。

afurika_kihei
早速ドイツ本土で包囲に使用する予定の騎兵をアフリカで編成開始。植民地人部隊の酷使は列強の嗜み。危険な任務ですが頑張ってもらいましょう。

oranda_hanran
翌86年、オランダで反乱が発生との報が飛び込んだので確認したところ、同時に無防備マンも降臨していました。オランダでは割とあることとはいえ、たまげたなぁ・・・。仕方ないので通行権を獲得し、1個軍団を鎮圧に向かわせます。

saiteichingin_wazuka
改革はぼちぼち最低賃金運動が無視できない過激度になってきたため実施。今やドイツは比類なき強国でありますし、社会改革も他に後れを取りたくはないものです。

cyuuka2nd_CB
一方、軍事的には先の大戦の腹いせも兼ねて清へ再び租界割譲要求を開始。

cyuuka2nd_kaisen
それ(ステート)をよこせ・・・それも、一台や二台ではない・・・全部だ!
cyuuka_gyakusatu
cyuuka_gyakusatu2
相変わらずのワンサイドゲーム。瞬く間に戦勝点は溜まり・・・
minamicyokurei_katuzyou
わずか3カ月で終戦。この南直隷ステートの曹州というプロヴィンスは人口約1Mにして貴金属RGOという化け物じみた存在。保有国の技術次第で収入5桁も余裕という、うまみのみの中華においても断然の価値を誇る土地です。他のRGOはありふれたものが多いのが難点ですが、海にも面しているため初手でここを取りに行くのも良いでしょう。

hinkon_genzei
おかげで教育行政軍事100%のまま減税していくことが可能になりました。とりあえず、下層・中産階級の税率は実効10%くらいまで減らしたいものです。
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70年代のうちに医療保険制度は振り切れました。これにより人口の伸びは月産80kに到達。領土を拡大していけばさらに加速することでしょう。楽しみです。

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この頃、最後の入植競争地となっていたミクロネシアからオランダが撤退。ドイツの領有が決定し、植民の時代が終わりを迎えました。
minamitaiheiyou
この南太平洋地域においてもドイツは広大な領域を獲得。北ニューギニアをイギリスに、トンガをアメリカに握られた以外はフィジー・タヒチ・キリバスなど多くの島々を我が物としました。ここまで来ると維持だけでも1500近い植民ポイントを消費しており、次に来る本国ステート化には全く足りなくなったため、さらなる装甲艦の増産を決定。本国ステート化には膨大なポイントが必要なため、100隻ほど増やす予定です。

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前回の危機から5年くらいしか経っていないのに再びの危機発生。最早何度目かわからない西マケドニア危機です・・・が、今回ポーランドがクラクフ併合を求める戦争にイギリス・ロシアが参戦しているため、参加できる国は列強のうち半分だけ。タイミングが悪い・・・。
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さすがにフランス単独でドイツを相手どれないことはわかっているようで、あっさり終結しました。つまらん。

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一方、勢力圏という概念を理解せずクラクフに殴りかかったポーランドは背後から押しつぶされて1ステートを失うハメに。依然として緩衝国としては理想的な形のため、適度に弱体化してほしいものです(鬼)

その後は悪評がキツ過ぎて動けないためしばらく大人しくしていましたが、80年になりCBイベントが発生。
furansu_randamuCB_kutuzyoku3
フランスと戦争が出来る!ということで迷わず獲得。これで何度目だ・・・危機戦争を含めれば4度目ですかね・・・。
fufutu4th_kaisen
組織率回復のための間を取ってから、いざ開戦!今回の戦争の重要な目的は「包囲戦の練習」です。
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戦闘開始を見計らい、アフリカ人騎兵を発射!
daihoui
殲滅に成功し、次はまとめて2つの戦場の包囲を試みます。
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申し訳ないが、フランシュ・コンテはウチのシマなのでNG。
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先ほどの包囲は、一角を担っていたスイス軍が土壇場で移動してしまったため失敗しましたが、撤退先で再び包囲網を敷き、今度こそ殲滅に成功!やはり包囲が出来るとサクサクと敵を減らせて快感ですね。

fufutu4th_syouri
特に意味のない戦争のため、練習は十分にできたということで撤収。今日はこの辺にしといたるわ!

この頃、ぽつぽつと本国ステート化できる植民地が出現してきたので、実施していきます。
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kiribasu_sute-to
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このあたりは人口も全然少ないステートなのですが、こんなところでも900ほどのポイントが必要なのが本国ステート化です。ただ、実施後は植民地扱いの土地が減ることにより、使用可能な植民ポイントはむしろ増加します。どんどん装甲艦を増産し、どんどん本国ステート化していきたいところ。
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いかにもグレータージャーマンな人口構成ですが、ハワイ諸島です。

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81年、ようやく無政府主義が誕生。普通は社会主義より早く登場するはずなのですが、ここまでずれ込むことってあるんですね・・・。一般的に無政府主義政党はなかなか有用なことが多い(例として、ドイツの無政府主義政党・急進的労働者党は自由放任・完全市民権・親軍主義)ですが、無政府主義者はあらゆる改革に反対するので端的に言ってゴミです。与党に起用したいときは、「政治改革―政党」を一番下の「秘密投票」まで振り切ってからにするべきでしょう。

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タヒチの軍港を拡張していくと、最後の秘境・イースター島への入植が可能になったので実施。いいですねぇ、ここまで来れたというのは・・・。

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80年頃になると戦艦・巡洋艦の建造が解禁され始めます。そう遠くないうちにドレッドノートの登場により陳腐化してしまう戦艦ですが、せっかく補給限界にも余裕があるため覇者・ドイツの象徴として何隻か建造しておきます。

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世界を眺めていると、清やそのサブステートのいくつかが「非文明国」から「西洋化途上国」になっているのを確認。これは西洋化度(100まで上がると文明国になれる)が60を超えたことの証で、すなわち中華をお得に食える時期の終わりが近いことを表しています。ということで
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それを、よこせ・・・それも(ry
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首都のある北直隷を除けば最多の人口、RGOもレアものの絹と茶のみ、という垂涎もののステート・蘇州を獲得。ひとまず絶対に欲しい土地は取れました。

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最後に、遥かなるドイツ領アフリカと、
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戦艦艦隊の雄姿をバックにお別れとしましょう。それではまた次回!

いよいよ、このゲームで最も急速に領土が拡大する時期である1870年代を迎えたわけですが、ここでいったん現状を確認しておきましょう。

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現在の欧州地図がこちら。ハンガリーの存在と引き裂かれたスペインが特徴的ですね。侵略者フランスにはいずれ制裁を与えねば・・・。イタリアはサルデーニャ・トスカーナ・両シチリアがドイツ勢力圏下にあり、フランスおよびその勢力圏の教皇領を取り囲んでいます。その他にもオーストリア・オランダ・デンマーク・スウェーデン・ハンガリー・スイスと、イベリア除く西欧の非列強国のほとんどはドイツ勢力圏にある状態です。

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すでに3部門すべてトップ、他を圧倒する総合スコア。植民によって威信が入るなど、まだまだ差が開く余地は大いにあります。どこまで伸ばせるか・・・。
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陸軍技術。常に世界最先端です。
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海軍技術。ひとまず見た目を整えるのに必要な部門に集中。余裕が出来たら埋めていきます。
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商業技術。これ以上研究を進める必要性を感じない・・・。
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文化技術。頑張って必須なところだけは追いついてます。クルップパワーでここから一気に充実するでしょう。
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工業技術。こちらも最先端。化学が4段目まで行けば1軍団20個連隊でも消耗の心配がほぼなくなるため、軍事的に重要です。

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人口。なかなかの多民族っぷりですが、ここからさらに愉快なことになっていきます。好戦主義がやたら高いのは、だいたい好戦主義への支持が7割を超えている中華民族のせいです。こわいな~とづまりすとこ


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植民競争の開始を告げる発明を待っていると、ついにオーストリア併合イベントが発生!条件を満たしてから実に6年。休戦中は発生しないものとしても1年半くらいは待たされました。これだけの時間を要す可能性があると考えると、やはり勢力圏に入れるまでに相当念入りに叩き潰しておかないと列強復帰のリスクはありますね。ともあれもちろん承諾。

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これぞ、グレータージャーマン!ロシア領ポーランドを奪取すれば国境的にもかなり美しい形になりそうですね。今回は当面ロシア領へ食い込むことはしないつもりですが、そういうのを目指すのも面白いでしょう。
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さっそく旧オーストリア領の異民族を歩兵として徴兵していきます。彼らを歩兵・騎兵として矢面に立たせ、ドイツ人は後方の砲兵や工兵、あるいは親衛歩兵にするという態勢を築くのが理想と言えるでしょう。

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以前から派遣していたナイル源流探検隊が、2度目のアタックにして源流を発見!一度に3桁の威信が入るのはとても良いですね。金は消費しますが、それに見合った価値はあると思います。

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そして10月にはついに「植民地の交渉」を発明。いよいよ植民だ!というところでインターミッションは終了。次回をお見逃しなく!

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最大の同盟国・アメリカにて、ほぼ史実通りの時期に南北戦争が勃発。AIは奴隷州/自由州の選択をかなり気まぐれに行うため、今回のようにかなり広い範囲がCSAとして蜂起するようなことも起こります。しかし、これだけの領土があってもCSAの常備軍は10個連隊足らず・・・。AI任せではまず生き残れない国家と言えるでしょう。1861年開始の南北戦争シナリオも存在するので、気になった方はやってみてはいかがでしょうか?それでは、この辺でドイツの話に戻るとします。

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この年の8月にはソコトを併合。合計で1Mを超える人口を持ち、さらにこの南の海岸地帯はアフリカでもっとも豊かな土地であるという、植民拠点として良好な立地条件をも併せ持っています。オマーン・ソコト・ガーナ周辺の軍港(今回は仏領東コートジボワール)を手に入れることが出来れば、ひとまず地理的にはアフリカに覇を唱える準備が整ったと言っていいでしょう。

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年末には鉄製蒸気船から派生して「装甲艦」が発明されました。この段階で最も強力な軍艦であるのみならず、1隻につき必要な補給能力(海軍の保有限界的なもの)が3で、植民に使用する植民ポイントを12得られます。この装甲艦を量産していくのが最も効率の良い植民ポイントの稼ぎ方なので、非常に重要な艦となります。
装甲艦の建造には「中核州に存在するレベル3以上の軍港」が必要。ドイツの初期中核州には7か所の軍港を建設できる(軍港は1ステートに一つしか建設できない)ので、この時期からフル稼働で1870年まで建造し続ければ70隻程度、植民ポイントにして1000近くを稼ぐことが出来るでしょう。なお、中核州以外の軍港も補給能力の向上や補助艦艇・輸送艦の建造期間短縮といった効果はあるため、ケチらず可能な限り建設しておきましょう。

ここから時期は少し飛んで64年。そろそろオーストリアとの休戦期間が終了し、勢力圏編入に向けて動き出す時期となりましたが、外交ではなくCB『勢力圏招入』による編入を目指すこととしました。
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当初は外交的手段を用いることを予定しており、鉄道敷設して投資額を積み上げるなどしていたのに何故か?その答えはこれです。
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オーストリアのスコアの回復が思った以上に早いのです。筆者は当初「身の程を知らせる」には陸海軍の新規編成にも制限が加えられるものと思っていたのですが、全然そんなことはありませんでした。陸軍はむしろ前回の戦争前を超える規模に膨れ上がる始末。このままでは編入前に列強に復帰されてしまう・・・ならば再び戦争をし、陸軍を撃滅した上で編入する。これしかないという結論に至ったのです。
こうなると、オーストリアのスコアを削るには「身の程を知らせる」よりも「屈辱を与える」の方が有効だと思います。開始時点で70ある威信を削らねば、なかなか列強落ちしてくれませんからね・・・。

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というわけで第三次普墺戦争開戦!一見順調に推移しているように見えますが、この戦争は上にあるような敵軍の将軍の質の高さや、サイコロの目がやたら悪いことにえらく苦しめられました。今となっては山岳地帯で攻勢に出ているのも問題だと思いますが・・・。流石にちょっと雑にやりすぎましたね。


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この戦争中、政治改革の進展の結果として「プロイセン立憲君主制」から「制限王政」へと政体が変化しました。プロイセン立憲君主制だと無政府主義や社会主義の政党を与党にできないのですが、制限王政ならばあらゆるイデオロギーの政党を起用できます。「選挙中ランダムイベントによる世論操作」と「自由な与党選択」を両立できるので、このゲームにおいて最も使いやすい政体が制限王政だと思います。
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ちなみにドイツで制限王政になると、国旗が所謂ドイツ帝国旗から現代でもお馴染み黒・赤・金の三色旗へと変化します。
上の画像は「ドイツに便乗してオーストリアへ中核回収戦争を吹っ掛けるも、ロシアの介入を食らうハンガリー」の図。

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ロシアはドイツに対しては日和ったため、問題なく勝利しオーストリアを勢力圏に。あとはイベント発生を待つだけ・・・たぶん・・・。

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なかなか併合イベントが起こらないな~、と軍拡しながら時を過ごしていると、フランスに対して屈辱のCBを得られるランダムイベントが発生。好戦主義への支持が足りないため、本当に屈辱を与えるしかできない状況でしたが暇つぶしにはちょうどいいという理由でCBをもらいました。暇つぶしに戦争をする国家指導者の屑さっそく開戦準備(陸軍維持費の充足)を行います。
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その6日後には全く同じイベント(対象も同じくフランス)が発生。確かに関係はもとより-200だけれども、これが日常なのかと流石に笑ってしまいます。

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ということで、翌年2月にはオーストリア、アメリカなども巻き込んで第三次普仏戦争が勃発。進め進め!
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約7万対5万5千の会戦。これくらいの数の戦いになると、もはや序盤ではないと感じます。

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いつも通りの二正面で仏露軍をしばき回していると、西マケドニアで危機が発生。戦争中の列強は危機に参加できないというのに、列強8か国のうち半分が戦争している最中に何をやっているのでしょうか?この西マケドニア危機は過去にも発生しているというホットな地域ですが、この情勢においては誰も関心を示すことなく不発に終わりました。

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まあ、前述の通りドイツは現在戦争目的の追加をできる状態ではないので、3か月ほどで屈辱を与えて第三次普仏戦争は終了となりました。本当に戦争がしたいのでやっただけの戦争でしたが、現有戦力でもってすればフランス・ロシア同盟に対し短期間でまとまった戦果を挙げられる、ということを確認出来たのは良かったと思います。はきちんとしたCBを作ってやるとしましょう。

ちなみにこの戦争中、イギリスによってデンマークを勢力圏から離脱させられるという出来事が起こっていました。
・・・

”待”ってたぜェ!!この”瞬間”をよォ!!

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シュレスヴィヒ回収の時間だァー!ってことで同盟から蹴り出して宣戦布告!
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自慢の装甲艦艦隊で海上封鎖をかけつつ、適当にユトランド半島を占領しただけでデンマークは和平に応じました。
こちらの死傷者は100人程度。完璧な勝利です!大して旨味のある土地ではないですが、そこに中核州があるなら回収しに行くのが責務というものでしょう。
デンマークはまた5年経ったら勢力圏に入れます。AIイギリスは勢力圏争いを非常に薄く広くやるので、タイマンでやりあうには与しやすい相手ですから大丈夫でしょう。

翌69年2月、工業点500などの条件を満たしたので、ディシジョン「クルップ一族を支援」を発動。
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このディシジョンによって設定される研究機関「貴族と陸軍とクルップ」は、Victoria2において非常に珍しい固有研究機関です。プロイセン→ドイツにおけるデフォルトの研究機関「軍産複合体」は、陸軍・工業の研究にバフが入りますが、重要性の高い文化研究にデバフが入ってしまうのが問題でした。その点この「貴族と陸軍とクルップ」は、軍産複合体の強みを受け継ぎつつ文化研究にもバフを入れるという恐るべき性能を持っており、Vic2最強の研究機関とも名高い存在です。代償として海軍研究のデバフが重くなりますが、根本的に陸軍国家であるドイツにとって、さほど大きな問題ではないでしょう。
そう、第2回で行った「ノルトライン(ケルン)に製鉄所を建設」という行為は、このディシジョンのためだったのです。このやたらと細かい条件は、AI任せではなかなか達成してくれないため、あらかじめ手動で建設しておくとスムーズにいくでしょう。

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同じころに「ジュネーヴ条約を批准」も発動。正直発動しなくていい気もする・・・。

この辺で中国が欲しくなったので清に対しステート獲得のCB作成を開始。Victoriaシリーズにおける中国は基本的にうまみのみです。
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ここで見える「藩部のリージョンを獲得」というCBは、「サブステート」という特殊な属国、広西や雲南などのステートを奪えるものです(サブステートについてはこちら:https://vic2.paradoxwikis.com/Satellite#China)が、作成期間が租界割譲要求の倍近くかかってしまうため、これを使うのは清本体のおいしいステートを食い尽くしてからでよいでしょう。

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政治改革はほぼ振り切り、社会改革が動き出しました。まずは(数々の運動を無視して)人口増加効果のある医療保険改革をチョイス。たかが0.2%と思われるかもしれませんが、今のドイツ(人口約28M)くらいの規模になると、これを1段階進めるだけで人口の月産が数kほど違ってくるので、極めて重要です。
というか、社会改革は基本的に経済・財政にとっての負担という側面が大きいので、アメリカ大陸での移民プレーでない限りは、社会改革は「運動が過激化しすぎないよう気を付けながら、なるだけ早く強力なメリットのある医療保険と学校制度を振り切る」ことが重要だと思います。

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この頃「ロシア帝国が破産」という報が世界に衝撃を与えます。この前の第三次普仏戦争に乗じてスペインが中核回収戦争(今回のスペインはフランスにかなり削られている)を起こしたので当然ロシアも巻き込まれており、、これが長期化していたため動員が長引き、強力とは言い難いロシアの経済が耐え切れなくなったのでしょう。まあ絶賛休戦中なのでこのCBは使えませんが・・・これによりロシアの威信は140から一気に23まで落ち込みましたが、元々5位ロシアと6位オスマンにはダブルスコア近い差があったため、順位変動はありません。

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植民地からかき集めた40個連隊を20×2個軍団に分割し、沿岸に輸送したらいざ開戦!

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中国には見渡す限り3万人前後の軍団がズラリと並びますが、未だに非正規兵が多数混じる烏合の衆。技術の差もある、敵ではないわ!戦勝点が瞬く間に溜まっていく様子には、非常に快感を覚えることができるでしょう。
kouso_kakutoku
あっさり1ステート割譲で終了。中国進出の初手は、開始時から7Mを超える人口を有しRGOも茶と絹ばかりという蘇州(上海周辺)が定番ですが、今回はそれ以上に旨味があるのではないかという土地を目指して江蘇を選択しました。間違えたという面もなくはない

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前回の改革から半年経ち、また即座に実行可能。理想的な状況です。学校制度は求める運動の規模が大きくなりやすいため、医療保険と学校制度の繰り返しで行けるところまで行ってしまいたいところ。

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そんなこんなで迎えた1870年。即座に「機関銃」の研究を開始します。前述のクルップのディシジョンあたりからずっと研究点を貯めこみ、万全の態勢。

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その甲斐あって5月には完成しました。これで植民開始まで秒読み!というところでいったん区切りとさせていただきます。また次回、お会いしましょう。

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