1 中 上田佳範 .300 6本 39打点 7盗塁 出.383(1997)
(日本ハム1位)
2 遊 浜名千広 .254 3本 47打点 33盗塁 出.307(1996)
(ダイエー3位)
3 右 イチロー .342 25本 80打点 49盗塁 出.432(1995)
(オリックス4位)
4 左 金本知憲 .327 40本 125打点 3盗塁 出.429(2005)
(広島4位)
5 三 中村紀洋 .320 46本 132打点 3盗塁 出.434(2001)
(近鉄4位)
6 一 片岡篤史 300 17本 83打点 2盗塁 出.435(1998)
(日本ハム2位) 
7  二 田口壮 .294 10本 56打点 7盗塁 出.351(1997)
(オリックス1位)
8 捕 山根善伸 .308 1本 1打点 0盗塁 出.308(1993)
(横浜7位)

控え野手
小畑幸司 .111 0本 0打点 0盗塁 出.111(1998)
(広島7位)
鮫島秀旗 .000 0本 0打点 0盗塁 出.000(1999)
(ヤクルト6位)
久慈照嘉 .278 0本 16打点 14盗塁 出.350(1996)
(阪神2位) 
永池恭男 .239 0本 3打点 2盗塁 出.337(1994)
(横浜2位)
根本隆輝 .287 3本 20打点 2盗塁 出.316(1999)
(日本ハム6位)
町田公二郎 .308 9本 23打点 2盗塁 出.388(1996)
(広島1位)
桧山進次郎 .306 18本 84打点 4盗塁 出.352(2004)
(阪神4位)
佐野心 .100 0本 1打点 3盗塁 出.100(1992)
(中日6位)

先発
三浦大輔 防2.52 12勝9敗 214.2イニング 177奪三振 56与四死球(2005)
(横浜6位)
石井一久 防3.30 14勝6敗 196.1イニング 241奪三振 113与四死球(1998)
(ヤクルト1位)
田畑一也 防2.96 15勝5敗 170.1イニング 83奪三振 47与四死球(1997)
(ダイエー10位) 
高村祐 防3.15 13勝9敗 180イニング 153奪三振 80与四死球(1992)
(近鉄1位)
若田部健一 防3.29 10勝6敗 158.2イニング 114奪三振 50与四死球(1999)
(ダイエー1位)
新谷博 防2.93 11勝11敗1S 169イニング 115奪三振 49与四死球(1995)
(西武2位)
リリーフ 
落合英二 61試合 防1.77 7勝0敗1S 56イニング 35奪三振 5与四死球(2003)
(中日1位)
吉田篤史 41試合 防1.56 5勝3敗2S 63.1イニング 34奪三振 24与四死球(1997)
(ロッテ1位)
島崎毅 54試合 防2.31 5勝4敗14S 97.1イニング 58奪三振 20与四死球(1996)
(日本ハム4位)
弓長起浩 51試合 防1.35 4勝1敗4S 80イニング 55奪三振 38与四死球(1992)
(阪神3位) 
河本育之 49試合 防1.96 6勝6敗25S 73.1イニング 69奪三振 23与四死球(1997)
(ロッテ2位)
抑え
斎藤隆 63試合 防1.40 2勝1敗39S1H 64.1イニング 78奪三振 16与四死球(2007 MLB)
(横浜1位)

打線はなんと言ってもレジェンド揃いのクリーンアップ。これに対抗しうる中軸を擁する年はなかなかないだろう。 続く下位打線も巧打者が並ぶ。右の町田・左の桧山という代打陣も強烈。しかしこの年は捕手が致命的なまでに貧弱で一軍でヒットを打ったことのある選手が二人のみ。外野の佐野もほぼ実績はないが高校野球ファンなら耳にしたことのある名前ではないだろうか。
先発陣は三浦・石井の二枚看板が光る。リリーフは90年代に渋く活躍した名前がズラリ。 試合数と投球回数の差から当時のリリーフエースという職場の過酷さがうかがえるというもの。守護神は何と言ってもメジャーで圧巻の成績を挙げた斎藤。

余談だが、弓長は1年目にしてこの成績を残しながら92年の新人王投票でわずか1票しか得られなかった(新人王は久慈 )。いかにリリーフ特に中継ぎの立場が低かったかということを示す逸話と言えるだろう。
参考― なんJ PRIDE : 【野球】1992新人王 久慈照嘉 121試合 .245 0本 21打点